「つぎの一歩を応援する、気づきと繋がりの場。」Forkwell Lounge シリーズが今回お届けするのは Server-Side Kotlin Lounge。
ここ数年、ドラスティックにその注目を集めている Server-Side Kotlin 。
各社が従来の Java 開発から Server-Side Kotlin 開発に移行したり、あたらに勃興したスタートアップが主要技術として選定し始めている様子を観測しています。
ただ、他の技術に比べてまだまだ事例が少ないことから、手探りで開発を進めている企業も多いのではないでしょうか。
そこで Forkwell は日本Kotlinユーザグループ代表であり、Kotlin エバンジェリストの長澤太郎氏を基調講演にお招きし、そもそも Kotlin とは一体どういった技術なのか、そしてサーバーサイドで利用する際にどういったことを重視すべきなのか、お話しいただきます。
また、実際の開発イメージの解像度を高め、具体的なつまずきポイントについての気づきを得るため、ユーザベース社での実践事例を合わせてご紹介します。
他コミュニティServer-Side Kotlin Studyとともに、Server-Side Kotlin を盛り上げてまいります。
Ubie株式会社
Ubie Discovery ソフトウェアエンジニア
早稲田大学基幹理工学部情報理工学科を卒業後、メーカー系SIer、エムスリー株式会社を経て現職。業務外ではKotlinエヴァンジェリストを自称し、書籍の執筆や講演などを通じてKotlinを盛り上げる活動に従事。日本Kotlinユーザグループ代表を務める。
2部構成でKotlinと、そのサーバサイド利用についてお話しします。
Javaのエコシステムをそのまま利用できるBetter Javaとして誕生したKotlinは、用途の幅が広くサーバーサイドも重要な用途の一つです。Javaで大人気フレームワークのSpring Bootはその代表格です。Kotlin固有の良い点や落とし穴はある一方で、重要なのは言語よりもフレームワークです。
その一方でKotlinという言語をどう使いこなすかも重要です。痒い所に手が届く機能が提供されていることは確かですが、それを使いこなすことは簡単ではありませんし、必ずしも使うことはありません。
より素直なコードを心がけてエレガントかつリーダブルに寄せていきたいです。
株式会社ニューズピックス 執行役員CTO
イギリス・カナダで物理を学び、2012年にピクシブ株式会社に入社。同社ではリードエンジニア、新規事業立ち上げ、福岡オフィス立ち上げ、CTOを歴任し、エンジニアリング組織づくりを務める。2020年2月にUzabaseのNewsPicksにおいて執行役員CTOとして入社し、事業の競争力となる重点技術分野として、主に開発生産性、セキュリティ、機械学習分野を担当。
NewsPicksは2013年に生まれたサービスです。Java+Springという「当時としては普通」どころか、「今から振り返っても120%普通」の技術選択で作られました。そんなNewsPicksで2021年からKotlinでもコードを書けるように設定し、会社としてKotlinにフルコミットしする選択をしました。
会社のメイン開発言語を変えるのは、一人のエンジニアとして新しい言語を始めるのとは大きく違った挑戦があり、もちろん楽しさもリスクも伴います。JavaからKotlinという変化はある意味真っ当で正当な変化ではありますが、CTOとして何を考えてこの選択をしたのかを共有できればと思います。
株式会社ユーザベース Productチーム
Kotlinが好きなソフトウェアエンジニア。SI系の企業でサーバーサイド開発を経て、2016年に株式会社AbbyにてiOS/Android向けのモバイルゲームアプリ開発などに従事し2020年5月まで在籍。2020年6月に株式会社FORCASに入社、その後、株式会社ユーザベースに転籍。B2Bに特化した顧客戦略プラットフォーム「FORCAS」の開発を行っている。その他、JKUG(Japan Kotlin User Group)、JJUG(Japan Java User Group)でのコミュニティ活動なども行っている。共同訳書に「Kotlinイン・アクション」(2017年 マイナビ出版刊)がある。
当初はAndroid用途で注目されたKotilnですが、ここ数年サーバーサイドKotlinの国内事例が増えてきています。
ユーザベースのプロダクトではサーバサイド開発にJava、Clojure、Scala、Go、Rust、Elixirなど多岐にわたる言語や技術スタックが使われています。そんな中、Kotlinも多く採用しています。ユーザベースのソフトウェアエンジニアは特定の技術スタックに特化しているわけではなく、様々なバックグラウンドを持っています。
そのように知識が異なるソフトウェアエンジニアであっても素早くキャッチアップしKotlinを書けているように思います。その一因にKotlinの分かりやすさ、Javaのエコシステムに相乗り出来るサーバーサイド活用での柔軟さなどがあります。
Kotlinがサーバーサイド開発の選択肢の1つであるというお話しが出来ればと思っています。
Forkwell DevRel Team / DevRel Expert
2015年1部上場BtoBメーカー企業に新卒入社後、2017年にgrooves入社。企業のエンジニア採用支援に携わる傍ら、コミュニティスポンサー活動にも従事。海外でのハッカソン主催運営に携わるなど、幅広い活動でエンジニアのコミュニティ盛り上げに貢献。
2021年9月よりForkwell DevRel Team / DevRel Expertとなり、企業とコミュニティの橋渡しなども務める。
時間 | 内容 | 発表者 |
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19:30 | オープニング | 主催 Forkwell 重本 湧気 / 河又 涼 |
19:35 | 基調講演「Kotlinなんて知らなくてもサーバサイドKotlinできるよ!」 | Ubie株式会社 長澤 太郎 氏 |
20:05 | 質疑応答 | |
20:15 | 事例講演1「8年物のJavaのシステムをKotlinに変えていく選択に至るまで」 | 株式会社ニューズピックス 執行役員CTO 高山 温氏 |
20:35 | 休憩 | |
20:40 | 事例講演2「サーバーサイドKotlinという選択肢とユーザベース(仮)」 | 株式会社ユーザベース Productチーム yy_yank氏 |
21:00 | パネルトーク / 事例講演への質疑応答 | |
21:30 | クロージング | Forkwell 河又 涼 |
※ タイムスケジュールは目安です。21:30までの間で、より参加者にご満足いただける形で各コンテンツ時間が調整される場合がございます。
※ プログラムは変更となる可能性があります。随時こちらで更新いたします。
今回のオンライン勉強会は YouTube Live を使用してライブ配信いたします。
当日19:30〜 配信がスタートしますので、下記のリンクよりチャンネル登録の上、ライブ配信予定枠のリマインダー設定をお願いします🙇♂️
▶️「Forkwell公式 ITエンジニアのキャリアと学び」チャンネル
ライブ配信終了後、アーカイブ動画の公開を予定しております。当日の開催時間にライブ参加できない方も、こちらのページより参加申込みの上、アーカイブ動画をご視聴いただけます。
なお、Twitterタイムラインと連動したリアルタイムなイベント参加体験を重視するため、YouTube Liveの追いかけ再生はできない設定となりますこと、ご了承くださいませ。¥配信中のプログラムからの視聴、あるいはライブ配信終了数時間後から再生可能になるアーカイブ動画をご視聴ください。
また、ご参加者の方々が最大限楽しんで頂けるよう、運営サイドで参加にふさわしくないと判断させて頂いた方については、イベント中であろうとご退席をお願いすることがございます。
誠に恐れ入りますが、あらかじめご了承くださいませ。
「成長し続けるエンジニアを支援する」サービスを運営する Forkwell が開催いたします。
株式会社ユーザベース様と共催で開催いたします。
ユーザベースは、「経済情報で、世界を変える」ことをミッションに掲げ、2008年に設立しました。
「世界中のビジネス情報をテクノロジーと専門家の力で整理し、ビジネスパーソンの生産性を高め、創造性を解放する事で世界に変革を起こしたい」という志をもって、主幹事業である経済情報プラットフォーム「SPEEDA」やソーシャル経済メディア「NewsPicks」を提供しているほか、日本最大級のスタートアップデータベース「INITIAL」やB2Bマーケティングプラットフォーム「FORCAS」など全7事業を展開しています。
https://www.uzabase.com/jp/
ソーシャル経済メディア「NewsPicks」について
NewsPicksは、NewsPicks編集部が作成するオリジナル記事や、The Wall Street Journal、The New York Timesなど国内外100メディアのニュースを配信するソーシャル経済メディアです。各業界の著名人や有識者が投稿したコメントと共に、多角的にニュースを読み解くことができます。
https://newspicks.com/about/
天神放送局様にライブ配信代行として協力いただいております。
Forkwell 国内最大級のエンジニアコミュニティです。そして、2020年4月よりInfra Study、Front-End Study、Data Engineering Study等さまざまな技術勉強会を主催し、いずれの勉強会も各回平均800人以上、最大2,550人、延べ35,000人以上の方に参加いただいております。 ▶️過去connpassイベント一覧はこちら
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